私のガンプラ製作の工程を紹介します。
みなさんだいたい最初に素組(とりあえずいったん組み立てること)をされるようですが、パーツをばらすときに白化したり変形させたりするのが嫌なので私はやりません。
【1.部分塗装】
最初にランナー状態のままできる限り部分塗装を行います。
特にフレーム(骨格や関節部分)から始めるのですが、この時点である程度のポリシーをざっと決めてしまいます。
例えば、パイプはメタリックレッド、モーター枠はゴールド、シャフトはシルバー系・・・など。
これを統一しておかないと完成時にかなりちぐはぐになってかっこ悪いです。
それからバーニアスラスターの塗分けも決めてしまいます。
私の場合は外側をゴールド系、内側をシルバー系、噴出ノズル(っぽいところ)をメタリックレッドかクリアレッドのキャンディ塗装にします。
ノズルの赤がバーニアスラスターの内側のシルバーに反射してきれいなんです。
【2.裏塗り】
次に外装パーツの裏塗りを行います。
パーツの隙間やポージング時に見えてしまう内側の部分を黒サフ⇒焼鉄色などで塗装しておきます。
プラ感が消えてスケール感が出るのと、光の透過を抑えられるのでキットがぐっと引き締まります。
【3.パーツ表面処理と組立て】
ある程度ランナー状態で塗装したら組み立てに入ります。
フレーム部分は普通に組み立てていきますが、見える部分で目立つ部分はバリやヒケの処理をします。
ガンプラはバリはほとんどありませんがヒケは割とありますので気になるところは処理をしています。
全体的にゲート処理もします。ヒケもそうですが深追いすると残念なことになりますのでほどほどでやめるようにしています。
これらの処理は基本「削るだけ」です。パテとか使いだすと大改修+全塗装になってしまって簡単フィニッシュじゃなくなりますので。
外装は特に一つ一つ表面処理をしています。
大きいパーツほどヒケやゆがみがあるのでやすりや超硬スクレイパーで慣らしていきます。
この時薄くなったラインをスジボリで整えておきます。
【4.デカール貼り】
組み立て終わったらデカール貼りです。
私は水転写デカールがある場合はそれを購入しています。水転写デカールのほうがシール面が薄くてきれいに仕上がります。
デカール貼った後に墨入れを行います。たぶん多くの皆様はデカールの前に墨入れされると思います(なんとなく)が、「汚れはマーキングの上に乗る」が持論なのでこの順番にこだわっています。
【5.ウェザリング処理と仕上げ】
順番と言えばウェザリング(汚し塗装)やダメージ表現。
これらは順番が命だと思っています。
スラスター周辺もガスがどのように噴出してどのパーツに付着していくかを想像しながら、場合によっては動画などで確認しながら塗装していきます。
特にロケットの打ち上げは良いですね!
ウェザリングやダメージ表現を施したらトップコートを吹いて完成です!
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